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【国立循環器病研究センター】平成30年度コンプライアンス研修「事例で学ぶコンプライアンス」(平成30年5月23日)【実施報告】

【国立循環器病研究センター】平成30年度コンプライアンス研修

誰もが受けたくないコンプライアンス研修

コンプライアンス研修は誰もが受けたくない研修です。例えば、営業力強化などの研修は自分の成績向上につながりますが、コンプライアンス研修は明らかに組織が受けさせている研修です。こんなことをしてはだめだと説教されるような研修ですので、受けたくないのが本音でしょう。しかし、そういう気持ちで受講しては、全く身につきませんし、時間の無駄です。

そんなコンプライアンス研修を楽しく?興味深く、受講していただけるように考えたのが私のオリジナル研修です。

一番の課題は「自分ごと」となることです。そのために私は実際に起こった事例を多用します。しかもリアルな資料を探し出します。「え!こんなことやる人いるの?」「これはないだろう」などと興味を持ってもらえるように、まず、話を聞いてもらう環境を作り出しています。終わったころには、結果として、「自分ごと」と感じていただけることを目指しています。

最初の題材は最も身近な「SNS」です。事業者にとってもSNSが関係してくる不祥事は少なくありませんし、炎上事件として拡散していくこともあります。

興味を持ってもらうための最初のスライドが「プレミアムロールケーキ」。これがどう展開するのかは参加者限定です。これから毎月22日の病院内のローソンでは売り切れ必死?かも。「プレミアムロールケーキ」をみるたびに、今回のコンプライアンス研修を思い出していただけるとうれしいです。

1.SNSによる不祥事・個人情報の流出

2.公務員・みなし公務員について

3.不祥事の背景には「お金の問題」あり

贈収賄や横領・着服の事例を紹介しましたが、その背景として「お金」の問題があります。純粋に「借金」して首が回らなくなって犯罪に手を染めてしまう場合もあれば、そこまでいかないまでも、お金のピンチにより精神的に不安定な状態になっていることもあります。

そこで、一線を越える前に、お金の問題を解決する方法があることを、「消費者センター」の職員であった立場からお伝えしました。

①消費者契約でのトラブルは解決できる。

②債務整理は「自己破産」以外の方法もある

4.セクハラ・パワハラ・不正行為

まとめ


会場は図書館にある200人ほどの行動です。改めて写真で見ると壮観ですね。 1700人が対象ですので、ほかの100人の部屋でサテライト中継しながらの研修でした。全職員が受講必須なので、仕事などで受講できなかった場合はビデオ録画によるイーラーニングという、徹底した研修受講体制です。私の研修が1700人に受講されると考えるということですね。今後、新入職員へのコンプライアンス研修を毎年続けると、より効果的になると思います。

コンプライアンス研修をぜひ取り入れましょう!

投稿者プロフィール

消費者法務コンサルタント 赤松靖生
消費者法務コンサルタント 赤松靖生
◆神戸大学農学部畜産学科(昭和61年4月入学)・神戸大学大学院農学研究科(平成4年3月修了)
◆神戸市役所(平成4年4月入庁、平成26年3月退職)
「平成4~13年 保健所等での衛生監視業務(食品衛生・環境衛生・感染症対策)」
「平成14~24年 消費生活センター 技術職員(商品テスト・相談対応支援・事業者指導)」
◆一般社団法人はりまコーチング協会(平成26年4月設立、代表理事就任)
◆食品分野のダブルの専門家としてサポートします
元保健所食品衛生監視員として「食品表示法」をはじめとした食品衛生
元消費生活センター職員として「景品表示法」をはじめとした消費者法務
◆食品関連企業・商工会・給食施設等で研修実績あり(口コミ紹介が多い)
◆WEB情報発信の専門家(ITコーディネーター)
ワードプレスによるホームページ制作支援・WEB情報発信支援
WEB情報発信セミナーなどWEB関係は趣味から発展した専門分野