新入社員研修の効果(アンケート結果)

平成27年4月7日に実施した明石商工会議所の「新入社員研修」で『社会人のコンプライアンス~企業不祥事の未然防止と若者を狙った悪質商法から身を守るために~』を担当しました。⇒(参照)明石商工会議所 新入社員研修(2015/4/7)

商工会議所からアンケートの結果をいただいたのですが、その内容にびっくりしました。思った以上の効果が出ていたからです。感想に「コンプライアンス」という言葉が出てきたことが驚きです。また、会社の看板を背負うことの責任を多くの受講生が感じていたのには、会社にとっても良い影響があると思いました。

研修の効果が出た理由

いきなりコンプライアンスからはじまるのではなく、

⇒ 社会人としての責任
⇒ 消費者トラブルに巻き込まれた場合にどうすればいいのか
⇒ 今度は消費者から事業者の立場になる
⇒ 事業者の立場になれば消費者対応という反対の立場になる
⇒ 不祥事(ネットでの投稿や情報流出など)に対して会社を背負っている自覚が必要
⇒ コンプライアンスが重要である

ということを順序だてて話したことで、コンプライアンスが押し付けにならず、頭の中に入ってきて理解することができたのだとと思います。

研修の感想(一部紹介)※掲載の許可はいただいてます

20歳になったら大人としての責任を負う
  • 20歳になれば法律でも大人という扱いになるので責任のある行動をしなければならないと思った。
  • 大人の責任について考えるいいきっかけになった。
  • 大人の責任は重大なのでしっかり意識したいと思った
  • 「ひとごと」ではなく、自分の身の回りに起きても不思議ではないことばかりな事案なので気をつけようと感じた。
  • 社会的責任を自覚し、日々生活していきたい
  • 事例などをもとに分かりやすい説明でした。成人・社会人になった身として責任が大きいことを常に考え行動していきたいです。
消費者トラブルへの対応
  • キャッチセールスやマルチ商法などのトラブルに巻き込まれないように、日ごろから気をつけておかなければならないと思った。
  • クーリングオフの大切さがわかりました
  • 契約のトラブル等があった時にクーリングオフという制度の知識があれば、自分がトラブルに巻き込まれたときに友好的に活用できると思った。
  • 身近にある問題についてばかりだったので、わかりやすかった。成人している意識を持って、契約を結ぶ際は十分に気をつけたいと思う。
会社に所属している自覚
  • もう自分が会社の看板を背負っているのだと改めて感じました。
  • 社会人としてまた会社の社員として責任をもった行動をすべきだと自覚することができました。
  • 会社の名前を背負っていることを再度自覚し、うっかりミスがないように心がけたいと思います。
  • 法律のことを知れてよかったです。また、会社に迷惑をかけないために責任ある行動をとろうと思いました。
事業者としての立場
  • コンプライアンスの大切さがよく分かりました
  • 事業者としてのルールをきちんと認識した
  • クーリングオフする立場からクーリングオフされる立場に逆転したという言葉が一番印象に残っています
  • 自分が情報の流出源となる可能性もあるのを理解した。

まとめ

90分と限られた時間でしたが、かなりのボリュームを話すことができました。そして、法律という難しい分野にもかかわらず、興味を持って聞いていただきました。コンプライアンスについては、SNS投稿の注意点や個人情報流出の原因などについて、アウトラインを話しただけですが、もっとじっくり話す時間があれば、より効果が高まると感じました。

明石商工会議所では、今回のようなコンプライアンスについては初めての試みでしたが、企業にとっては、新人教育として大きな効果があったのではないかと思います。特に、中小企業では自前で研修をする機会が少ないので、コンプライアンスについては教育の機会はほとんどないと思います。貴重な人材を育成するためにも、また、企業への帰属意識を高めるためにも、効果的だったと感じました。


  • はりまコーチング協会では、今回実施したようなコンプライアンスについての研修を新入社員や階層別に実施しています。消費者の立場からの消費者力の向上から始まり、反対に事業者の立場になった場合の責任など、法律が初めてでも分かりやすく解説します。
  • 不祥事予防のための具体的な事例や予防方法などについて、すぐにでも現場で活用できる内容を紹介しています。
  • 景品表示法や個人情報保護法、特定商取引法、食品表示法など、専門分野の研修も実施しています。