【消費者法務通信】製造事業者・販売事業者・消費者の三者の立場における食品表示「12/18食品表示セミナー開催」(2019年12月10日号)

消費者法務コンサルタントの赤松です。

このメルマガには個人経営者と企業の方など様々な立場の方が登録されています。今回は、主に食品関係事業者向けの内容ですが、「製造者としての立場」「販売者としての立場」「消費者としての立場」の3つの視点で書いていますので、それぞれの立場でご覧ください。

2015年(平成27年)4月1日に食品表示法が施行されましたが、食品表示ラベルの作り替えなど大きな変更があるので「5年間」の猶予期間が設けられました。その猶予期間もあとわずかであり、完全施行の4月1日が迫っています。

ただし、新しい表示が必要なのは4/1製造分からなので、賞味期限の長い食品は在庫流通し続けることになり、数か月は新旧表示が混在することになります。

①製造事業者の立場

4/1製造分から新しい表示になっていなければ表示違反となり、リコールや返金謝罪に追われるだけでなく、新しい表示やパッケージが完成するまで出荷できなくなります。栄養成分表示の数字を出すのに時間を要したり、ラベル印刷機の仕様変更のために設備投資が必要かもしれません。さすがに、製造事業者は対応していると思いますが、個人で小規模の事業をやっているところでは、法律改正自体を理解していないこともあります。

②販売事業者の立場

スーパーや土産物店などの販売する側は表示責任者ではないので関係ないといいたいところですが、表示違反食品が店頭に並んでいる状態は、仕入れ管理・在庫管理の面でよくないと思います。違反品の事後連絡による店頭回収・返金対応・謝罪文掲示などの面倒な事務作業に追われます。それならば、今のうちから取扱商品の表示を確認して、対応していない場合は納品事業者や製造事業者に早期の対応を要請するなど、販売者としての管理責任が重要です。さらに、お客さまから表示について指摘を受けた場合は、ある程度、答えるだけの知識が欲しいところです。

③消費者の場合

表示事項が増える一方ですが、じっくり見てみると面白いです。特に、誰が販売していて、実は誰が製造していたとか。有名メーカーがどこに製造委託しているのか、場合によっては、その製造委託業者は同じような製品を複数のメーカーに提供していたり。また、カロリーが気になる方は、栄養成分表示が義務化されるので、摂取カロリーを気にしながら買い物をするなど、食品の由来に興味を持つようになると思います。

☆私にとっては専門分野ですので、何年も前から買い物に行くたびに表示をチェックしてきました。大手量販店ごとに違いがあったり、大メーカーなのにいつ対応するのか、など非常に面白く見させていただきました。そして、あっという間の5年間です。

食品表示セミナー

  1. 今回のセミナーは①製造事業者②販売事業者と事業者を支援する団体等を対象としています。
  2. 行政関係者ではないからこそ、具体的な市販ラベルを見ながらの突っ込んだお話をします。参加者は食品ラベルをご持参ください。
  3. 大阪開催でありますが、ぜひともご参加ください。参加費無料です。若手職員の研修代わりに参加していただいてもOKです。

☆セミナーの詳細・申し込み・チラシは⇒
https://harima-coaching.or.jp/food-seminar-new

消費者法務コンサルタント 赤松 靖生
(一般社団法人はりまコーチング協会 代表理事)
651-0086 神戸市中央区磯上通6-1-17 ウェンブレービル6階
電話・FAX 078-201-4137
E-mail:contact@harima-coaching.or.jp
URL:https://harima-coaching.or.jp

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